子どもと一緒に料理するメリット4選

子育てをしていると2〜3歳くらいで「キッチンに入りたがる」「料理をしたがる」という子も多いと思います。そんな時、お母さんとしては「子どもと一緒に料理ができたらいいな」と思う反面、「子どもがキッチンに入ってくるのは困る」という気持ちもあるのではないでしょうか。
我が家の娘たちは2人とも2歳の終わり頃から、キッチンに入りたがるようになりました。長女の時は私も余裕がなく、その時期に長女と一緒に料理をすることはありませんでしたが、キッズ食育を勉強してからは子どもをキッチンに入れる事に抵抗がなくなり、長女が5歳、次女が2歳の頃からは一緒にキッチンを楽しんでいます。
今回は「子どもをキッチンに入れられるようになって良かった」と私が感じている点についてご紹介しますね。
1. 家事をしながら子守ができる
一番最初がこれか!と感じるかもしれませんが、私達母親は子どもの相手をしながらも家事をこなさないといけません。子どもの相手をしていると、家事に当てられる時間が少なくなり、食事の準備もサッサと済ませたくなりますよね。だからこそ子どもをキッチンに入れたくない、という気持ちになってしまいますが、遊びの延長で子どもとキッチンで過ごせるようになってからは、子どもがいる時間に食事の準備をすることが負担にならなくなりました。

2. 子どもの機嫌が良くなる
子どもがお料理を好きになってからというもの、子どもの機嫌が悪くなった時の必殺技として、「一緒に料理をする」という手を使っています。姉妹でケンカした時、お腹が空いている時、学校でいやな事があった時など子どもの気分が良くない時は、「食事の準備手伝ってくれる?」とか「おやつ一緒に作る?」という感じで、キッチンの中に入れてあげるとほぼ100%機嫌が良くなります。一緒にお料理をする事で「お母さんが自分を見てくれている」「自分でできた」「誰かのためにしてあげた」という自信が芽生えるからではないかと思っています。

3. 食事を準備してもらう事への感謝の気持ちが芽生える
子ども達はお料理が好きになって、キッチン仕事が楽しいと思っているとはいえ、食事の準備となるとやる事はたくさんあるので、「疲れた」となることもあります。そんな時「お母さんはいつもこれを一人でやっているの?」と、私の家事をねぎらってくれたりもします。

4. 子ども自身が食事の中身に興味を持つようになった
自分で作ると、食べている時に「これは私が切ったやつだ」という話をすることが多くなります。それが続くと、自分で作っていない時でも、「今日のお味噌汁の中身は何?」「お肉は何味?」などと、食事の内容に興味を持ってくれるようになりました。子ども自身が興味を持ってくれるようになってからは、食べも良くなりましたし、好き嫌いの話や、栄養バランスの話をした時も、聞く耳をもってくれるようになりました。

このように、子どもとお料理をすることはメリットがたくさんあるように思います。でも、「良いとわかっていてもできないから困っている」というお母さんも多いと思いますので、次回は子どもとお料理をする時のコツをお伝えしますね。